ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
「本」カテゴリーを選択しなおす
あなたの読んだ本の感想を、忘れてしまわないうちに書き込んでおきましょう! 気軽にトラックバックしてくださいね。
キョッカ キョカキョクと空と「脳にも負荷を」
お月さまと「読書は‥」
木島日記 うつろ舟 : 大塚英志
本代を節約!図書館通いをルーティン化しました
千曲川のスケッチ
43分の19
祝「ブラタモリ」再開
読書メモ📚「糖質疲労 / 山田 悟 (著)」
【自分】堤未果/デジタル・ファシズム~読書ノートを書きながら読む~【専用】
パラレルワールドと お土産おやつ✏️ 読書記
「あずかりやさん 満天の星」を読みました。
階段雲、星形の雲と「読書」
本の記録(2024-04)
海なし県の🐚水産高校生の青春小説!
ただいま神様当番 / 青山美智子 を読みました。
外の本棚へ、本を取りに行く
ジョン・ディクスン・カー『髑髏城』を散策する(その16)
本の断捨離
好きになる本棚スペース作り
読み貯めのススメ♪
【おでん文庫】5~8月のテーマ ”自然科学ことはじめ"
【おでん文庫】5~8月の本棚テーマの話
『本棚のあるインテリア』好きな、私のオススメ(規格品)壁面本棚4選
家具を捨てるか捨てないか… / 服の管理
「捨てる」にこだわっていたみたい。
本棚📖
おやつと本(そして映画)その15
【雑記】5月に向けて、そしてこの先の話
決意して2日目 ちゃんとウォーキングができたことと、自分だけの「マカンマラン」をお迎えしたこと
ブックシェルフの詩
シニアも学ぼう テクノロジー その1 メタバースとWeb3 国光宏尚
シニアも学ぼうテクノロジーは、テクノロジーの進化をしっかり習得して豊かな老後を手に入れること、シニアライフハックを目指します。メタバース、Web3.0、NFT、仮想通貨、暗号資産、ブロックチェーン、VR、AR、Defiなど新しい単語はもちろん内容をしっかりと理解して自分の生活に取り入れていきましょう。
気になるブログをフォロー!
登録は不要で無料で使えます
フォローできる上限に達しました。
新規登録/ログインすることでフォロー上限を増やすことができます。
フォローしました
リーダーで読む
【書籍】ランキングBest1000<651位~660位>
◆第651位 『イノベーションと企業家精神』評価:070点/著者:P・F・ドラッガー/巻数:全2巻/ジャンル:経営/1985年 ◆第652位 『ヘッジファンド…
フルスロットル ジェフリー・ディーヴァー(文春文庫)
ジェフリー・ディーヴァーはすっかり短編創作の虜になってしまったようだ。本国アメリカで短編集「クリスマス・プレゼント」(2003年)を出版して以来、「ポーカー・レッスン」(2006年)と続き、さらに「Trouble in Mind」(2014年)を出した。デビューは1988年。リンカーン・ライムシリーズ第一作「ボーン・コレクター」(1997年)が注目を浴び、一躍人気作家になった。他にもキャサリン・ダンスシリーズが人気を博し、さらに最近あ…
高木瑞穂『売春島「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』|読書旅vol.83
思いつきで始めた彩図社強化月間。まだまだ好きな作品はたくさんありますが、私のスロウな更新ペースを考えると、これが今月ラストの投稿になる模様です。 トリを飾るのは『売春島「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ』(2017年/彩図社)。物議を醸すことの多い彩図社の書籍の中でも、直近5~6年に絞れば、刊行時の話題沸騰度の高さは間違いなくトップクラスに入る一冊じゃないかと思っています。 売春島にまつわる噂 著者の高木瑞穂さんは、風俗専門誌の編集長や週刊誌の記者を経てフリーに転向したノンフィクション作家です。 主に風俗や裏社会の犯罪事件を題材に扱い、同じく彩図社から発表した最新作『覚醒剤アンダーグラウンド 日本の…
週刊 読書案内 フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」(高杉一郎訳・岩波書店)
100days100bookcovers no81(81日目) フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」(高杉一郎訳・岩波書店) ステイホームの中での楽しめる暇つぶし、ということで始まったブックリレーですが、ふと気づいた
【書籍】ランキングBest1000<641位~650位>
◆第641位 『ギリシア』評価:070点/著者:村田数之亮/巻数:全1巻/ジャンル:西洋史/1968年 ◆第642位 『中国の近代』評価:070点/著者:市古…
金のりす/童話・絵本・児童文学/感想・レビュー・あらすじ
金のりすは ぼくだけの 友だちなんだ。 だれにも 見せることはできない。 なかよしの まきちゃんにだって。 金のりす/江崎雪子・作/永田治子・絵/ポプラ社 太陽の光が ぜんぶ金になって、こがね山のてっぺんに つもっていくみたいだね。 学校帰りにりょうくんとまきちゃんは、つり橋のたもとで、それはそれはきれいな夕焼けを見ました。 その時、りょうくんは つり橋の向こうを金色に光るものがとんでいくのを見て、 「あれは空を飛ぶ金色のりすだ」と思ったのです。 雑木林のお父さんと名づけた「魔法使いの木」の前を通り過ぎようとしたら、動物の気配を感じました。 りょうくんは、さっきの金のりすが、ぼくのあとをずっと…
新小説『失踪』を出版!
恋愛小説作家「愛川耀」のネコ日記 作家ネコちゃん、GWに新小説『失踪』の連載開始、連載を完結しこのたび書籍化しました。航空機失踪事件をモチーフにドキュメンタ…
週刊 読書案内 朴沙羅「ヘルシンキ生活の練習」(筑摩書房)
朴沙羅「ヘルシンキ生活の練習」(筑摩書房) つい、先だって、「家族(チベ)の歴史を書く」(筑摩書房)を読んで、えらく感心した人です。まだ若い社会学者朴沙羅の新しい本を読みました。 関西の、い
週刊 読書案内 南伸坊「笑う茶碗」(筑摩書房・ちくま文庫)
南伸坊「笑う茶碗」(筑摩書房・ちくま文庫) 単行本は2004年の新刊です。今ではちくま文庫になっています。著者の南伸坊は「ガロ」の編集長をしていたりした人で、路上観察とかハリガミ考現学とか、1980年代
いちょうの実・宮沢賢治童話大全より/講談社/感想・レビュー・あらすじなど
そらのてっぺんなんか冷たくて冷たくてまるでカチカチの灼きをかけた鋼です。 そして星がいっぱいです。けれども東の空はもう優しい桔梗の花びらのようにあやしい底光りをはじめました。 宮澤賢治童話大全/講談社/Super文庫 これは「いちょうの実」の冒頭部分ですが、とても美しい情景描写ですね。 人魚姫の海を矢車草の青と表現したアンデルセンにも近い感性です。 晩秋の明け方です。 これからいちょうの実が旅立っていこうとしています。 いちょうの実たち1粒1粒が、擬人化されて旅立つまでの情景がやさしく描かれています。実は千人もいるのですから、それはもう賑やかです。 「僕なんか落ちる途中で眼がまわらないだろうか…
雨上がり月霞む夜 : 西條奈加
現実逃避的読書記録
【読書】タイムトラベル&平行宇宙!?伊坂幸太郎の『PK』を読んで頭が混乱!って話
どれを読んでも一定の水準で面白く読めるのが伊坂幸太郎の小説。オレは「安定の伊坂幸太郎」と呼んでるんだけど、今回の『PK』はこれまでの伊坂作品とは少し趣きが違ってた。もちろん洒落た会話等の「伊坂節」は健在だけど、この小説は再読必至の一冊かも。
【書籍】ランキングBest1000<631位~640位>
◆第631位 『小説日本銀行』評価:070点/著者:城山三郎/巻数:全1巻/ジャンル:経済小説/1963年 ◆第632位 『官僚達の夏』評価:070点/著者:…
「同志少女を敵を撃て」 著 逢坂 冬馬
「同志少女を敵を撃て」 著 逢坂 冬馬 テーマ性とエンターテイメント性を兼ね備えた傑作だと思います。 どっちをとっても、素晴らしいというのはなかなか難しいのですが、それを初めての作品で成し遂げているのですから只者じゃないですね、この作家さ
天福地福
ゆめを買う
しっぽの釣り
鬼の刀かじ
赤神と黒神
お伊勢物語
日本昔話 小判の虫干し
猿地蔵
昔話 鉢かつぎ姫
昔話 かしき長者
1000ページビュー達成
昔話 おこぜのトゲ
昔話 おおかみ長者
日本昔話 ちんちんこばかま
つくえの下のとおい国/童話・ファンタジー/感想・レビュー・あらすじなど
それは、こげ茶色のどっしりとしたつくえでした。 まんなかにひとつ、左右に四つずつ引き出しがついていて、すこしはなれたところから見ると、どこかの国のりっぱな門のようにも見えました。 これはおじいちゃんの机です。 賢明なあなたのお察しの通り、このどっしりとした机が、ファンタジーの世界への入り口になります。 でも、そこへ行くのには、ちょっとばかり大変なのです。 どのように大変かというと・・・ つくえの下のとおい国/石井睦美 作・にしざきひろみ 絵/講談社 このお話はあなたを一気にファンタジーの世界に連れていってはくれません。 ただ入り口だけがそこにあって、そこからファンタジーの世界にあなたが自分で行…
週刊 読書案内 絲山秋子「まっとうな人生」(河出書房新社)
絲山秋子「まっとうな人生」(河出書房新社) 絲山秋子という作家が、ぼくは案外好きなのですが、彼女の最新作「まっとうな人生」(河出書房新社)という作品を読んで、ひさしぶりに「そうだ
週刊 読書案内 侯孝賢「侯孝賢の映画講義」(みすず書房)
侯孝賢「侯孝賢の映画講義」(みすず書房)(卓伯棠編・秋山珠子訳) 「侯孝賢(ホウ・シャオシェン)の映画講義」(みすず書房)という本が市民図書館の新刊の棚に転がっていて、読み始めてはまりました。記
【読書】競輪を題材にした人間臭い短篇集/佐藤正午『きみは誤解している』の迫力が凄い!って話
全て競輪を題材にした短篇集『きみは誤解している』を読んだ。競輪に取り憑かれた人を描いてるんだけど、重い雰囲気のもの、青春小説のようなもの、拍手を送りたくなるようなもの、いろいろ収録されていて満足度の高い一冊だった。さすが佐藤正午の文章だな。
いけない 道尾秀介(文藝春秋)
ちょっと面倒な話から始めようと思う。大学生の頃だったか、スペインの映画作家ルイス・ブニュエルの特集が今は無き三百人劇場で組まれて、良い機会だからと何回か通いつめて初期の作品やら代表作を観た想い出がある。後にも先にもブニュエルをしっかりと観たのはそのときだけで、なかなかテレビでも放送されずに今に至るので、内容がうろ覚えのものが多い。今にして思えばブニュエルの遺作だった「欲望のあいまいな対象」が最…
【書籍】ランキングBest1000<621位~630位>
◆第621位 『若きウェルテルの悩み』評価:070点/著者:ゲーテ/巻数:全1巻/ジャンル:独文学/1774年 ◆第622位 『毛沢東と周恩来』評価:070点…
鹿取茂雄『封印された日本の秘境』|読書旅vol.79
今月は彩図社強化月間。嵐よういちさんの『海外ブラックマップ』に続いて取り上げるのは、鹿取茂雄さんの『封印された日本の秘境』(2010年/彩図社)です。 家庭と趣味の両立 2006年作『命がけで行ってきた 知られざる日本の秘境』でデビューした鹿取さんは、栗原亨さんや酒井竜次さんらと並び、昨今の廃墟/酷道ブームを牽引するフリーライター。本業は薬品メーカーで研究開発業務に従事する会社員です。 『封印された日本の秘境』のプロフィール欄には、「週末は四人の子供との家族サービスが中心だが、月に一度は許可をもらって趣味の日を設けている」との一文も。マニアの間でカリスマ的な存在を誇る鹿取さんとて、家では奥様に…
【読書】人生に行き止まりはない!/伊与原新の『月まで三キロ』は心に沁みる傑作短篇集!って話
初めて伊与原新の作品を読んだ。新田次郎文学賞を受賞してる『月まで三キロ』。六編からなる短篇集だけど、どれも心に沁みる傑作。「人生に行き止まりはない」って事を淡々と描いた作品群は、何だか清々しい余韻を残す。伊与原新、追いかけたい作家の仲間入り。
週刊 読書案内 宮本常一「辺境を歩いた人々」(河出書房新社)
100days100bookcovers no80(80日目) 宮本常一「辺境を歩いた人々」(河出書房新社) 2022年になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 Simakumaさんからバトンを受けて1月以上過ぎてし
金運がアップするすべての方法を試してみた/感想・レビュー・要約/開運/櫻庭露樹著
誰でも宇宙から与えられた「人生のテーマ」を持っています。 金運は運の1つですが、 もし、あなたが今お金に困っているとしたら、 「お金持ちになる」というのは、あなたの人生のテーマ(課題)なのです。 同じように人生のテーマがお金だったという櫻庭露樹さんが、 それをどのように克服して、お金持ちになっていったかということを、 櫻庭露樹さんが自らの体験をふまえて赤裸々に語っているのがこの「金運がアップするすべての方法を試してみた」というこの本です。 この本では、金運についてのみ特化して解説しています。 この本は運の研究をつづけること17年の櫻庭露樹さんが実践して効果があったものを紹介しています。 そのた…
【ノン・ミニマリスト】断捨離を決意しても手放せなかった洋書7選
先日、実家に置いている荷物の断捨離を決行してきましたが、その時どうしても捨てられなかった洋書たち。 https
蜜蜂と遠雷 : 恩田陸
「すべてがFになる」 著 森 博嗣
「すべてがFになる」 著 森 博嗣 森博嗣さんがメフィスト賞を受賞してセンセーショナルにデビューした作品ですね。 多くの人がベスト10に選ぶほど人気が高い作品です。 一体何が多くの人を惹きつけるのかと思って読んだのですが、なるほど納得しま
嵐よういち『海外ブラックマップ』|読書旅vol.78
今月は彩図社の読書感想文しかアップしないという縛りを設けました。別に理由はなく、ただの気分の問題です。まずは、同出版社の旅行書カテゴリーにおける代表作家と言って差し支えない嵐よういちさんから。 なお、当ブログで嵐さんの著書を紹介するのはこれが3回目。過去に投稿した『海外ブラックロード』(※詳しくはこちら)と『おそロシアに行ってきた』(※詳しくはこちら)も併せてチェックしていただけたら嬉しいです。 世界一危険な街決定戦 さて、そろそろ本題へ。2006年刊行、2011年に一部加筆して文庫化している『海外ブラックマップ』(彩図社)は、嵐さんの著書の中でも個人的に一二を争う好きな作品です。 何でも、当…
【書籍】ランキングBest1000<611位~620位>
◆第611位 『地域紛争を知る本』評価:070点/著者:宝島編集部・編/巻数:全1巻/ジャンル:民族問題/1994年 ◆第612位 『プロテスタンティズムの倫…
【読書】何とも言えない読後感/佐藤正午『身の上話』の持つ磁力が強烈!って話
佐藤正午の小説を初めて読んだ。寡作だけど傑作ぞろいと評されてる作品群の中から選んだのは『身の上話』。純文学のような文体は不思議な磁力でページをめくる手を止めさせなかった。こんな面白い小説を書く佐藤正午、「追いかけたい作家」リストに入れたぞ。
紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪 歌田年(宝島社)
あの「紙鑑定士」がシリーズになって戻ってきた。前作を読み終わったとき、一作だけで終わらせるには惜しい設定だなと思った。紙鑑定士という架空の職業を持つ人物を主人公に配し、ディオラマなどを作る造形家とタッグを組んで謎を解き明かすという趣向にうならされた。主人公である紙鑑定士・渡部の過去に含みを持たせていたので、いずれ続編が書かれる事になるとは思っていたが、2年ぶりに短編集という形で実現した。 …
【気になる本】依存?共存?スマホと生きるなら読んでおきたい「スマホ脳」
本屋さんにふらりと入り、定期的にどんな本が流行っているのか見るのが好きな私。 本屋さんによっては平積みされてた
【書籍】ランキングBest1000<601位~610位>
◆第601位 『この人を見よ』評価:070点/著者:M・ムアコック/巻数:全1巻/ジャンル:ファンタジー/1966年 ◆第602位 『ひまつぶしの殺人』評価:…
「三体X 観想之宙」 著 宝樹
「三体X 観想之宙」 著 宝樹 世界的に大ヒットした「三体」シリーズの公式スピンオフ作品です。 「三体」シリーズの劉慈欣さんが書いたものではなく、そもそもはただの一ファンであった宝樹さんが「三体」が好きすぎてシリーズで語られなかった部分を自
藤原正彦『遙かなるケンブリッジ 一数学者のイギリス』|読書旅vol.76
三笘薫選手のプレミアリーグ・デビューを祝して、引き続き舞台はイングランドです。『ロンドン生活はじめ! 50歳からの家づくりと仕事』の次は、『遙かなるケンブリッジ 一数学者のイギリス』(1991年/新潮文庫)を選んでみました。 ちなみに、三笘選手の移籍先はブライトン。前回がロンドンで、今回がケンブリッジだと、どんどん港町ブライトンから離れてしまいますが、細かいことは気にせず進めましょう。 数学嫌いでも楽しめる一冊 タイトルから窺える通り、本書は数学者によるケンブリッジ大学での武者修行記録です。恥ずかしながら、数学はおろか算数の時点で脱落した私は、こういう機会でもない限り表題を見た時点で敬遠してい…
【読書】【ネタバレなし】賛否両論の結末で話題の『ルビンの壺が割れた』/この結末はアリか無しか!?って話
衝撃の結末がネットで賛否両論を巻き起こしてる『ルビンの壺が割れた』を読了。覆面作家の作品だけど、今では誰の小説なのか周知の事実。はたしてこの小説の結末はオレを驚かせるのかワクワク。なるほど、たしかに工夫されてるし、それなりに水準以上だった。
ペニーさん/マリー・ホール・エッツ作・絵/童話・絵本/感想・レビュー・あらすじなど
ペニーさんは老人ですが、毎日、町の工場へ働きにいっていました。 おおぜいの家族がいて養わなければならなかったからです。 リンピーという年とった馬とムール―という牝牛、それからメスの山羊のスプロップ、豚のパグワップ。そして、子羊のミムキン、メンドリのチャクラック、オンドリのドゥ―ディーです。 わずかなお給料は、動物家族の食べ物に消えてしまうため、ペニーさんはいつも貧しかったのです。 ペニーさん/マリー・ホール・エッツ 作・絵/松岡享子訳/徳間書店 ある朝、ペニーさんが仕事へ出かけた後、動物たちが隣の畑を荒らしてしまいます。 かんかんに怒ったおとなりさんは、無理難題を言ってきます。 まあ、丹精込め…
怪獣 : 岡本綺堂
【書籍】ランキングBest1000<591位~600位>
◆第591位 『源実朝~「東国の王権」を夢見た将軍』評価:070点/著者:坂井孝一/巻数:全1巻/ジャンル:日本中世史/2014年 ◆第592位 『武蔵の武士…
井形慶子『ロンドン生活はじめ! 50歳からの家づくりと仕事』|読書旅vol.75
今月上旬にプレミアリーグの新シーズンが開幕しました。例年までは注目カードをチェックする程度で、口が裂けても熱心なファンとは言えない私も、地元の英雄である三笘薫選手がブライトンに入団した以上、今シーズンからはちゃんと毎試合の動向を追っていこうと思っています(それにしても前節のデビュー戦はお見事でした。存在感ありすぎ!!)。 そんな超個人的イングランド・ブームも相俟って、同国に関する本を取り上げようと、自室の棚を眺めてみたものの、見つかったのは前職時代に読んだ音楽関連の書籍ばかり。 パンクも、レイヴやUKベース・カルチャーも、何となく気乗りせず、近所のブックオフに駆け込んで井形慶子さんの『ロンドン…
「嘘と正典」 著 小川 哲
「嘘と正典」 著 小川 哲 小川哲さんの短編集ですね。 個人的にとても自分の好みに合ったものを読ませてもらえる好きな作家さんです。 特徴的なのは、SFが基本でありながら、ジャンルを飛び越えて話を作り込んでくる点ですね。 特に歴史に造詣が深く
週刊 読書案内 池内了『物理学と神』集英社新書
100days100bookcovers no78(78日目) 池内了『物理学と神』集英社新書 川上弘美の『神様』というKOBAYASIさんからのバトンは10月21日に受け取りましたが、あいかわらず遅れていてす
週刊 読書案内 幸田文「おとうと」(新潮文庫)
100days100bookcovers no79 79日目 幸田文「おとうと」(新潮文庫) DEGUTIさんが78日目、池内了の「物理学と神」を紹介されて、あっという間に三週間たってしまいました。語呂合わせで、すぐに思いついたの
西沢泰生『心がワクワクして元気が出る! 37の旅の物語』|読書旅vol.74
今回ピックアップしたのは西沢泰生さんの『心がワクワクして元気が出る! 37の旅の物語』(2019年/産業編集センター)。帯文には〈旅でリフレッシュしたいあなたに〉とあります。 折しもいまはお盆期間。連休関係なく働かれている方からしたら〈ケンカ売ってんの?〉みたいな気分になるかもしれませんが、かく言う私も絶賛勤労中です。 しかも、現在抱えている仕事はビックリするほど儲けが少なく、フリーランスなので休日手当てもつかず、マジでやってられません……と軽く愚痴ったところでそろそろ始めましょう。 『わたしの旅ブックス』とは? 『心がワクワクして元気が出る! 37の旅の物語』は、産業編集センターより出ている…
【書籍】ランキングBest1000<581位~590位>
◆第581位 『世界史リブレット 92~歴史のなかのソ連』評価:070点/著者:松戸清裕/巻数:全1巻/ジャンル:西洋史/2005年 ◆第582位 『世界史リ…
急行「北極号」/絵本・童話/感想レビュー・あらすじ/C・V・オールズバーグ/村上春樹訳
真夏に真冬のお話なんてどうかなぁ・・・ とも思ったのですが、いいお話だし、 心の「かき氷」のような効果があって、涼しくなるかもしれませんよ。 涼しいというよりも、涼やか・・・でしょうか。 急行「北極号」・・・降りしきる雪のなかの蒸気機関車です。黒い鉄の塊は、なんて冷たそうなのでしょう。 扉を開けると・・・ サンタを待つ少年のもとにあらわれたのは、白い蒸気につつまれた謎めいた汽車。 その名は―急行「北極号」。 語り手は、大人になったぼくです。 友だちは「サンタなんて、どこにもいないんだよ」と言っていたけれど、ぼくはサンタの鈴の音が鳴り響くのを耳を澄ませて待っていたのです。 夜が更けてやって来たの…
「氷結時代の終わり」 著 六角光汰
「氷結時代の終わり」 著 六角光汰 六角光汰さんの「太陽系時代の終わり」の姉妹編にあたる小説です。 「太陽系時代の終わり」を読んだ後に、ぜひ続編が読みたいと思っていたところに、姉妹編なら「小説家になろう」で読めるとのことで読んだ本です。
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 歌田年(宝島社文庫)
今年になって「紙鑑定士」シリーズの第二弾が出版された。それを読む下準備として一作目の「模型の家の殺人」(宝島社)を再読するところから始めて、書評も書いた。そうこうするうちに、SeeSaaブログでは、ツイッターなどのSNSと連動して投稿記事の紹介ツイートができる事に遅ればせなが…
北杜夫『どくとるマンボウ航海記』|読書旅vol.73
パラダイス山元さんの『パラダイス山元の飛行機の乗り方』、内田幹樹さんの『機長からアナウンス』と空の旅が続いたところで、お次は海の旅へ。北杜夫さんの『どくとるマンボウ航海記』(1960年/新潮文庫)を選んでみました。 マンボウ先生の処女航海 元精神科医であり、第2次世界大戦下のドイツを舞台にした芥川賞受賞作『夜と霧の隅で』(1960年)や、医者家系である自身の家族をモデルにした長編小説『楡家の人びと』(1964年)などで知られる作家の北杜夫さん。 数々の文学作品と並んで高い人気を誇るのが、エッセイ・シリーズ〈どくとるマンボウ〉で、今回取り上げる『どくとるマンボウ航海記』はその第1弾です。 椎名誠…
1件〜50件