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来年3月のヴァイグレ 読響の《ヴォツェック》。 TBDだった出演者が発表されました。 題名役はマティアス・ゲルネ、マリー役はアリソン・オークス。 ゲルネはこの…
ノット指揮東京交響楽団 ヴィオラ:青木篤子、サオ・スレーズ・ラリヴィエール
(5月17日・東京オペラシティ)5月12日の武満徹・ベルク・マーラー(サントリーホール)の批評を毎日クラシックナビ、速リポに書いた際、最後をこう締めくくった。…
音楽監督ジョナサン・ノットが指揮する二つのヴィオラ協奏曲を重ねた極めて珍しいプログラムだ。まずは当団主席ヴィオリストの青木篤子をソリストに迎えてベルリオーズの交響曲「イタリアのハロルド」作品16だ。颯爽たるノットの指揮に触発された東響がまるでフランスのオケのように鮮やかに鳴り切った。泡立つリズム、鮮やかな色彩、しなやかなメロディ線、一発触発の切れ、それらが一体となった眩いばかりの音楽に聴衆は釘付けになり、終了後は大きな拍手と歓声がタケミツ・メモリアルホールに響いた。青木も精一杯のニュアンスで見事に弾き切った。それを支えるノットはバランスに苦慮したが、やはり何と言ってもベルリオーズの絢爛たるオーケストレーションの下ではソロが隠れがちになってしまうのは致し方なかろう。青木の美点はむしろオケの独奏楽器との掛け合...東響オペラシティシリーズ第138回(5月17日)
基本的にテンポをかっちりと正確に刻みながらも、ここぞという箇所では劇的な音楽を聞かせるファビオ・ルイージのアプローチは、個人的には端正な演奏を基調とするNHK…
昨夜は東文で、グリゴリアンのBプロを聴きました。 2部構成で、第1部は5/15に聴いたAプロと同プロ。 第2部は、グリゴリアンのルーツであるアルメニア繋がりで…
アジア ユース オーケストラ(8/30)のチケットを取る ~ ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」他 / Netflixで中国人作家・劉慈欣のSF小説を映画化した「三体」を観る
18日(土)。昨日は朝から忙しい思いをしました午前中はいつものように整骨院で腰痛の治療を受け、池袋のSデパートで単身赴任中の息子にすき焼き用の牛肉を送る手続き(毎月送っている)をしました昼食後は内幸町のNPCビル内の日本記者クラブ・レストランに行き、2日前にS氏を救急搬送した際に持ち出していた布ナプキンを返却し、帰りがけに同ビルの防災センターに寄って、当日救急車を呼んでくれたI隊長にお礼を言い、地元巣鴨まで戻ってAクリニックで胃がん検診(胃内視鏡検査)の予約をしてきましたここまでで8200歩を超え、さすがに疲れました8月30日(金)19時から東京オペラシティコンサートホールで開かれる「アジアユースオーケストラ東京公演2024」のチケットを取りましたアジアユースオーケストラ(AYO)は日本、中国、韓国を含む...アジアユースオーケストラ(8/30)のチケットを取る~ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」他/Netflixで中国人作家・劉慈欣のSF小説を映画化した「三体」を観る
井上道義 ✕ 森山開次 ✕ 読響の「ラ・ボエーム」のチケットを取る / NHK交響楽団から会員継続案内届く ~ Aプロ・Bプロとも席替え希望で会員継続へ
19日(日)。昨日、行きつけの理髪店で髪を切ってきました2か月ごとに通っていますが、この時ほど「えっ、もう2か月も経ったのか!」と、時の流れの速さを感じることはありませんこの日は、先客に声が大きくやたらと注文をつける中年男がいましたしかし、そこはベテランの理髪師さんなので軽くあしらっていましたこういうのを理髪な対応と言います正確には利発な対応ですがということで、わが家に来てから今日で3414日目を迎え、米ロサンゼルス市議会は17日、大リーグのドジャースに在籍する大谷翔平選手に因み、5月17日を「大谷翔平の日」とすることを決めたが、17は大谷選手の背番号で、5月は米国ではアジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間とされているというニュースを見て感想を述べるモコタロですこの決定がMLB「三冠王」獲得への良い...井上道義✕森山開次✕読響の「ラ・ボエーム」のチケットを取る/NHK交響楽団から会員継続案内届く~Aプロ・Bプロとも席替え希望で会員継続へ
阿部加奈子指揮神奈川フィル 武満徹・ラッヘンマン・ベートーヴェン(5月18日・神奈川県立音楽堂)
新日本フィルとの共演(チャイコフスキー「交響曲第6番《悲愴》」)は都合で聴けず、神奈川フィルとの初共演でやっと聴けた阿部加奈子の指揮。 委嘱されたドイツのオー…
尾高・大フィルによるレンミンカイネンは北欧情緒のあるなかなかの演奏
朝食は近くの初めての喫茶店で 翌朝は目覚ましをセットした8時まで爆睡していた。目を覚ますとすぐに朝食に出かける。立ち寄ったのは近くにある喫茶の「珈琲 京」。 珈琲 京 店内は落ち着いた雰囲気。難点は喫煙可であること。私の入店時は奥で一人の高齢客が煙草をふかしていただけなので少し臭う程度だったが、状況によっては煙が立ち込めている場合なども覚悟が必要かも。私が注文したのは「ミックスサンドにアイスコーヒー(950円)」。 ミックスサンドとアイスコーヒー 事前に「キュウリとトマトは大丈夫ですか?」と聞かれた(私は本来はどちらも嫌いだが、サンドイッチの時は食べる)が、サンドイッチはしっかりと調理されたも…
コンサート連荘のために大阪へ この週末は大阪方面のライブツアーである。金曜日は関西フィル、土曜日は大阪フィルの定期公演。金曜日の仕事を早めに終えるとJRで大阪に直行する。 福島に到着したのは6時頃。とりあえず入場の前に夕食を摂っておく必要がある。とは言うものの、この界隈の選択肢は少ない。結局は毎度の「福島やまがそば」に入店、「親子丼と温そばのセット(900円)」を注文する。 いつもの「やまがそば」 親子丼は美味いが量がいささか不足気味。なんか以前より量が減ってないだろうか? まさかアベノミクス物価高の影響? なおシンプルすぎるそばは味にいささか寂しさがある。 味は良いがややボリュームが 夕食を…
井上道義が振る日本フィルの横浜定期。今年12月末での指揮活動からの引退を表明する井上道義。日本フィルを振る最後の演奏会だ。プログラムはオール・ショスタコーヴィチ・プロ。1曲目はチェロ協奏曲第2番。めったに実演を聴く機会のない曲だが、今まで聴いた実演の中では、抜群のおもしろさだった。ショスタコーヴィチ晩年の様式が顕著な曲だ。晦渋とも、暗いとも、謎とも、いろいろなイメージで語られるが、演奏前にマイクをもって現れた井上道義は「ユーモア」といった。「心に余裕がないとユーモアは生まれない」と。そのような解釈が関係するのかどうか、ともかく長大な第3楽章が驚くほどおもしろく聴けた。延々に続くチェロのモノローグが、少しも重くなく、むしろ軽やかだった。チェロ独奏は佐藤晴真だが、その独特の豊かな音と丸みをおびた表現、そして日...井上道義/日本フィル(横浜定期)
井上道義 ✕ 森山開次 ✕ 読響の「ラ・ボエーム」のチケットを取る / NHK交響楽団から会員継続案内届く ~ Aプロ・Bプロとも席替え希望で会員継続へ
19日(日)。昨日、行きつけの理髪店で髪を切ってきました2か月ごとに通っていますが、この時ほど「えっ、もう2か月も経ったのか!」と、時の流れの速さを感じることはありませんこの日は、先客に声が大きくやたらと注文をつける中年男がいましたしかし、そこはベテランの理髪師さんなので軽くあしらっていましたこういうのを理髪な対応と言います正確には利発な対応ですがということで、わが家に来てから今日で3414日目を迎え、米ロサンゼルス市議会は17日、大リーグのドジャースに在籍する大谷翔平選手に因み、5月17日を「大谷翔平の日」とすることを決めたが、17は大谷選手の背番号で、5月は米国ではアジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間とされているというニュースを見て感想を述べるモコタロですこの決定がMLB「三冠王」獲得への良い...井上道義✕森山開次✕読響の「ラ・ボエーム」のチケットを取る/NHK交響楽団から会員継続案内届く~Aプロ・Bプロとも席替え希望で会員継続へ
高校は県立の別学校に通った。それについては言いたいことは多々あるが、ここは書く項ではない。 その後、入学した大学での専攻は文学部。専攻学科は男子10名、女子90名という構成。さらに就職した会社のセクションでも男性10名足らず、女性社員20名ほどという環境だった。 そういう環境であったからか、ありがちな“男社会”とか“男優位”のような意識とか発想を持つことはなく過ごしてこれたのだ。 それゆえありがたいことに、今ある風潮に対しても、積極的に肯定して接することができたようである。 高校での生活は女っ気ゼロの、まあざっくばらんといえばその通りの環境でそれはそれで気楽といえば気楽な日々だったが、そこには男の社会みたいな発想しか存在せず、後になって考えても、それは両性が共生していく社会においては、望まざる状況にあったのではなかったか。 そして我が身は、幸いにも望まざる方向..
阿部加奈子指揮神奈川フィル 武満徹・ラッヘンマン・ベートーヴェン(5月18日・神奈川県立音楽堂)
新日本フィルとの共演(チャイコフスキー「交響曲第6番《悲愴》」)は都合で聴けず、神奈川フィルとの初共演でやっと聴けた阿部加奈子の指揮。 委嘱されたドイツのオー…
音楽評論家 長谷川京介のブログです。ソニー・ミュージック退職後は、雑誌「音楽の友」や「ショパン」「ぶらあぼ」に、コンサート評や記事を書くとともに、 フリーの音楽プロデューサーとしても活動しています
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