思い返せば4年前の今頃はコロナ禍の中で多くの音楽会が中止されたり変更されたりしていた。そんな感染症の状況は未だ完全に払拭された訳ではないのだが、そんなことが遠い過去のことになり平常な生活が戻ってきているのが実に不思議だ。さてTCPの今年度最後の定期演奏会は、そんな折に大規模声楽曲を避けて曲目変更された2021年3月定期のリヴェンジ公演である。独唱陣は最初のアナウンスと変更なしという大きな拘りがこのオケらしい。(シティ・フィルは演奏会形式の「トスカ」の日程変更に際しても同様の拘りをみせた過去がある)指揮はもちろん常任指揮者の高関健である。何よりその拘りの独唱陣がとても良かった。ソプラノの中江早希の良く伸びるビブラートの少ない純粋な声はまさにレクイエムに相応しかった。メゾソプラノの加納悦子の深く掘り下げたドラ...東京シティ・フィル第377回定期(3月8日)
先日ブログ「ジャズとテニスの雑記帳」さんの記事に「げんこつスピーカー」という記載があるのを見つけました。懐かしくコメントを書きましたら、大きく取り上げて頂きました。その「げんこつスピーカー」について思い出を書いておこうと思います。以前「オーディオシステムの遍歴」という記事を載せましたので、その再掲載に近くなりそうですが。私がクラシック音楽を聴く原点は、日比谷公会堂の3階天井桟敷にあります。演奏者を俯瞰して聴く、全体を立体的に聴くということでしょうか。目の前で大音響で聞くという習慣はありません。SPレコードからクラシック音楽を聴き始めました。60年前、自宅にささやかなオーディオルームを作ることが出来てから、少しずつLPレコードを聴いてきました。始めはナショナルのスピーカー8PW1を使っていました。アンプは思...げんこつスピーカー8PW1
ブリス オーボエ五重奏曲 ダニエル(ob)マッジーニ弦楽四重奏団
今度は、色彩交響曲が書かれた後の作品です。 響きが、より精妙になり、近代的なスタイルを踏襲しています。 それでも、民謡的な要素も残っていて、技巧的な動きと共…
ロッド・スチュワート アトランティック・クロッシング&ユア・ザ・スター
ロッドの、1975年と1995年のアルバムです。 1985年には、アルバムのリリースがなかったので、これにしました。「Atlantic Crossing」は…
シューベルト:● 弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887● 弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』アヴィヴ四重奏団録音時期:2021年5月13-1…
リヒテル『リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン』SACDシングルレイヤー(2枚組)で発売「リヒテル生誕110年記念」
スヴャトスラフ・リヒテルの『リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン』がSACDシングルレイヤー2枚組で発売されます。これは「リヒテル生誕110年記念」による日本独自企画。4月23日発売。本作はリヒテルのアメリカ・デビューに際して、RCAがセッシもっと読む
<新譜CD情報>~庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリによるモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番/第34番/第40番~モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番第34番第40番ヴァイオリン:庄司紗矢香ピアノ:ジャンルカ・カシオーリCD:ArcanaA575(輸入盤)ヴァイオリンの庄司紗矢香は、東京都国分寺市出身。1995年キジアーナ音楽院に入学。1998年以降、ケルン音楽大学でブロンに師事。また、同年ルツェルン祝祭管弦楽団とヨーロッパ演奏旅行を行い、ウィーン・ムジークフェラインザールでウィーン・デビューを果たす。1999年「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」で最年少および日本人として初めて優勝。2000年「出光音楽賞」、2007年「ホテルオークラ賞」「ワシントン賞」、2010年「芸術選奨新人賞」...◇クラシック音楽◇新譜CD情報
駒形克己の「Little tree」、そしてプレヴィンのプロコフィエフのことなど
日曜までの4月なみの暖かさから月曜は真冬の寒さに逆戻り。最高気温の温度差は10℃...
思い返せば4年前の今頃はコロナ禍の中で多くの音楽会が中止されたり変更されたりしていた。そんな感染症の状況は未だ完全に払拭された訳ではないのだが、そんなことが遠い過去のことになり平常な生活が戻ってきているのが実に不思議だ。さてTCPの今年度最後の定期演奏会は、そんな折に大規模声楽曲を避けて曲目変更された2021年3月定期のリヴェンジ公演である。独唱陣は最初のアナウンスと変更なしという大きな拘りがこのオケらしい。(シティ・フィルは演奏会形式の「トスカ」の日程変更に際しても同様の拘りをみせた過去がある)指揮はもちろん常任指揮者の高関健である。何よりその拘りの独唱陣がとても良かった。ソプラノの中江早希の良く伸びるビブラートの少ない純粋な声はまさにレクイエムに相応しかった。メゾソプラノの加納悦子の深く掘り下げたドラ...東京シティ・フィル第377回定期(3月8日)
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ブリス オーボエ五重奏曲 ダニエル(ob)マッジーニ弦楽四重奏団
今度は、色彩交響曲が書かれた後の作品です。 響きが、より精妙になり、近代的なスタイルを踏襲しています。 それでも、民謡的な要素も残っていて、技巧的な動きと共…
先日ブログ「ジャズとテニスの雑記帳」さんの記事に「げんこつスピーカー」という記載があるのを見つけました。懐かしくコメントを書きましたら、大きく取り上げて頂きました。その「げんこつスピーカー」について思い出を書いておこうと思います。以前「オーディオシステムの遍歴」という記事を載せましたので、その再掲載に近くなりそうですが。私がクラシック音楽を聴く原点は、日比谷公会堂の3階天井桟敷にあります。演奏者を俯瞰して聴く、全体を立体的に聴くということでしょうか。目の前で大音響で聞くという習慣はありません。SPレコードからクラシック音楽を聴き始めました。60年前、自宅にささやかなオーディオルームを作ることが出来てから、少しずつLPレコードを聴いてきました。始めはナショナルのスピーカー8PW1を使っていました。アンプは思...げんこつスピーカー8PW1
加藤諦三とクラシック音楽の好きな店長です。吟味して自分が購入したばかりの品を集めてこのブログで紹介しています。是非ご覧になってください。 *当サイトで紹介している商品はアフィリエイトサービスを使用していますのであらかじめご了承ください。
2022年11月19日から始めました。 休みの日にまとめて書き込みます。 予約をしながら投稿する予定です。宜しくお願いします。 リンク先に乗り物の項目(スケジュール表)を入れています。 が、てっちゃん ではありません。
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