23日の記事、楽器が教える昔の音楽で、老弾さんから「装飾」に関して詳しいコメントをいただいたので、続編を書く事にした。いつもバロックや古典でも装飾の必要性について書いているが、「装飾」と言っても単に付け足しの飾りではなく、作品の重要な構成要素となって音楽を完成させる、というものになる、もちろん曲によっては、バッハの「半音階的幻想曲とフーガ」のように、書かれた時点で即興性や装飾的な要素も含み、必要な内...
モーボクエンとアレックスフレミング:最後の開花を飾る遅れた名花!~シャクヤク栽培 写真観察日記:2024年⑲
シャクヤクが全てなくなった 今日は5月24日(金)だ(2024年)。 我が家に咲き誇ったシャクヤクは全て姿を消してしまった。もう庭にはもちろん、リビングの部屋の中の花瓶の中にも一本もシャクヤクは残って
日経新聞の夕刊第1面のコラム「あすへの話題」、今の執筆陣はなかなか面白いです。尊敬する英語同時通訳者の鳥飼久美子さんを始め名執筆陣揃いです。鳥飼さんは通訳関連のトピックを始め英語教育に関して鋭い切り口が光ります。哲学者の森岡正博さんは、始めは哲学のことが中心でなんかメンドクサイなぁという感じがしていましたが「おつきあい」していくうちになかなか含蓄のある記事にひかれています。小説家の林真理子さんはさすが文筆のプロ、圧倒的に文章が上手いし、テクニックだけではなく内容的にも読ませます。某大学のややこしい問題の渦中にありながら、寸暇を惜しんで執筆されているのだと推察しますが、文章の完成度の高さはさすがです、って私がいうのもナンですが・・・執筆陣は何ヶ月かで総入れ替えになりますが、つまらない内容を書く人がいたことも...あすへの話題
ほぼ毎日のようにお茶漬けを食べるようになった、いつもお椀を使っていたが、茶漬け専用になる茶碗を買ってきた(一応有田焼らしい)、上が開きぎみなのが良い、 これでお茶漬けライフ充実^^vところで塩味ものの合間に甘いおかずを食べると口直しになって食が進む、甘酸っぱいラッキョウ漬けもそんな1つ、昭和の記憶はちっぽけな事でも執念で思い出すが^^;旧家に居た昔、親父がラッキョウ好きで、毎年季節になると生のラッキョウ...
NVIDIAの2-4月(第1四半期)の業績が発表され、市場の予想を上回っていました。同期の売上高は260億ドルと、前年同期比3倍強に拡大です。やっぱり生成AI発展の中核を担うGPUを圧倒的なシェアで作っているところは違います。現在日経平均はこの結果をうけて買いが先行していますが、アメリカの一企業の決算が日本の平均株価を押し上げるなんてすごいことです。ChatGPTが発表されたのは22年の11月頃でまだそれから1年半あまりしか経っていませんが、この間の進展は想像を絶する速さだと感じます。この間経済も政治も大きく動きました。Windows95が発表されたときでもそこまでのインパクトはありませんでした。もともとコンピュータ関連の進展はよくドッグイヤーなんていわれていて人間より7倍くらい早い人生(犬生?)を犬時間...NVIDIAの決算
現代のピアノは大ホールにも響く設計がされており、十分なハンマー打撃を得るために鍵盤の手応えは重くなるが、チェンバロの鍵盤は弦をはじくだけの構造で非常に軽い、ピアノに馴れた手には手応えが軽すぎて弾き辛いかもしれない、チェンバロでは無段階の強弱の表現は出来ないが、軽い鍵で細やかな装飾演奏はしやすいと思う、リュートは弦のテンションが1本あたり、クラシックギターの1/2~1/3くらいと非常に緩く、これが軽量の本...
NHKの大河ドラマ「光る君へ」の音楽は冬野ユミが担当していますが、クラシック風の音楽だと思ったらジャズ風ありバロック風ありともうなんでもありの音楽ですが、今の時代なんでしょうねぇ、それが結構はまっている感じがします。役者さんのセリフも帝に奏上するようなシーンだとすごく古めかしいことばが使われいます。今の若い人にはひょっとして理解できないかも。かと思うと全く今風の会話が出てきたりします。この落差と音楽の落差がちょうど一致していてある意味とても巧みな音楽だと思います。ドラマの音楽の中でときどきリュートの音が聞こえるときがありますが、5月12日放送回では少しまとまったシーンにバロック・リュートのソロを聞くことができました。どなたが弾いているのかな、と思ったので、知り合いのリュート奏者に聞いてみたら、そういう仕事...NHK大河「光る君へ」でバロック・リュート
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